No.5)燕市産業史料館の見どころ紹介

最後は燕市産業史料館の見どころを紹介します。

ゴール地点に到着したら、これまでの記事もあらためて読み返してみてください。きっと数倍楽しめること間違いなし!

本館

1階は、燕市における金属産業の起源や加工技術を図表や映像で分かりやすく解説しているほか、鎚起銅器、煙管、彫金の作業場を再現しています。
まずはここでじっくり金属産業のことを知りましょう!

2階は銘品ギャラリー。
人間国宝玉川宣夫さんの木目金をはじめ燕市の産業の歴史を紡いできた職人たちの作品が展示されています。

あの世界唯一の木目金作品が実際に見れるんだ、大興奮!

新館

新館は金属洋食器や金属ハウスウエアを中心に展示しています。
入り口近くには、燕の誇る磨き技術で磨き上げた軽自動車をホールに展示しています。

また一般展示室では、和釘から始まり、金属洋食器・金属ハウスウェアを経て、新素材、新技術を活かした金属加工地へと変わり行く地場産業の歩みを紹介しています。
展示品は間瀬銅山の鉱石から玉川堂初代の作品、和釘、煙管、彫金まで様々あり、燕の江戸時代から続く金属産業の歴史を一望できます。
わかりやすい解説パネルもついているので楽しく技術と歴史を知ることができます。

また、ものづくり発見室ではノーベル賞の晩餐会で採用されたノーベルカトラリーや、スプーンが出来るまでの映像が見られたりもします。

クルマを磨き上げるって発想が面白い!

iPodの鏡面仕上げに通じるものを感じます!

体験工房館

体験工房館では、実際に金属加工の体験ができ、しかもお土産に持って帰れるんです!
もうやらなきゃ損ですね!

体験料を払えば純銅のタンブラーやぐい呑みなどに鎚目(つちめ)模様を入れて自分だけのオリジナルなものが作れます。鎚目入れやぐい吞み製作などの伝統工芸技術からチタンスプーンの酸化発色などの現代技術まで豊富な体験メニューをお子様から大人の方まで気軽にお楽しみいただけます。その後はもちろん、家に持ち帰ってご使用ください。

また予約が必要ですが期間限定の体験もあり、何度訪れても楽しめます。

自分だけのタンブラー欲しい!かっこいいものに仕上げたいな!

施設の利用案内

開館時間/午前9時~午後4時30分(体験受付は閉館の30分前まで)
休館日/月曜日(祝日の場合は翌平日)・年末年始
入館料/大人400円、小・中学生、高校生100円
所在地/〒959-1263 新潟県燕市大曲4330-1
電話/0256-63-7666
※土曜日・日曜日・祝日・夏休み期間は、ミュージアムパスポートをご利用ください。市内の小・中学生と付き添いの保護者(1人)が無料になります。

詳細はホームページをご確認ください → 燕市産業史料館

参考サイト


その他 近隣の情報

燕市産業史料館以外にも、燕市や近隣の街には面白いスポットがたくさんあります!

背脂ラーメン

お腹が空いたらぜひ燕三条の背脂ラーメンを食べましょう!
伸びにくい極太麺・煮干しなどの魚介類の出汁が効いた醤油味スープ・大量の豚の背脂で冷めにくいことが特徴的なラーメンです。
燕背脂ラーメンは、その美味しさから新潟を代表するご当地ラーメンとなり、2022年3月には文化庁の「100年フード宣言」の取り組みで「未来の100年フード部門~目指せ、100年!~」にも選出、全国のファンからも愛されるラーメンになっています。

こちらのサイトに店舗の情報がまとまっているので、ぜひお好みの店を見つけて行ってみよう!

弥彦村(やひこむら)

越後文化の発祥の地といえば弥彦村。
その中心である弥彦神社は創建年代は不詳ですが万葉集に登場したり、古くは古事記にも登場し神武天皇が訪れた説もあるくらい古い歴史を持っています。現在は弥彦山のロープウェイや弥彦村の街歩きなど一大観光地としても楽しめる場所となっています。
燕市のお隣でアクセスしやすい位置にあるので、ぜひ足を延ばしてみてはいかがでしょうか。

弥彦村にも行ってみたい!

タイトルとURLをコピーしました